第20便ご報告3

いつも「おばちゃんのきもちプロジェクト」にご理解とご協力をいただきありがとうございます。

本当にお待たせしましたが、第20便のご報告今回で完結です。

 

1日目にほとんどの園にお邪魔してお届けを終えた我々一行は、2日目の朝仙台のおっちゃん家族と「道の駅やまだ」で合流しました。
春休み以来の再開でちびっこたちは大喜び^^
大人3人、中学生1人、小学生4人の8人での道中になりました。

沿岸部の観光地をなるべくたくさん巡ることも本便の目標でしたので、まずはみなさんが「絶対!」と薦めてくださる浄土ヶ浜に行きました。

浄土ヶ浜の名の由来は宮古山の霊鏡竜湖(れいきょうりゅうこ)和尚さまが「ここは極楽浄土のようだ」と賞賛したからとされています。

浄土ヶ浜ではまず遊覧船に乗り込み・・・

浄土ヶ浜 遊覧船

浄土ヶ浜 遊覧船

1個100円の「かもめパン」を人数分購入。
船が出港するとすぐにかもめたちがわらわらと寄ってきます。

浄土ヶ浜 遊覧船

浄土ヶ浜 遊覧船

もうこどもたちはかもめの餌やりに夢中。
この遊覧船は震災前に3隻あった船のうちの1隻で、津波が来る前に沖合いまで避難し助かりました。

その避難中に船員の方々の飢えを満たしたのがこの「かもめパン」。
他の港から避難していた漁師さんたちにも分け合い、着岸できるまでの42時間皆で命をつないだそうです。

ガイドさんの
「かもめパンのおかげで私たちは生きている」
という逸話が胸に沁みました。

浄土ヶ浜

浄土ヶ浜

御台場展望台から見下ろしたところ。
もっと右方面に行くと浜があり、海水浴客でにぎわっていました。
この日は晴れてはいたものの空気が少しかすんだような感じですが、その美しさが少しは伝わるでしょうか。

海水浴のほかちょっとした磯遊びもできて家族で楽しめるスポットでした。
「青の洞窟」を巡るさっぱ船もあります。

みやこ浄土ヶ浜遊覧船
浄土ヶ浜周遊コース(浄土ヶ浜一周:40分コース)
大人(中学生以上)1,220円 小学生以下610円 5歳以下無料

お昼もしっかり海鮮系を楽しんだ一行は田野畑村に向かいます。

たのはた児童館にはお誕生日プレゼントをお届け。
この日会いたかった佐々木さんは、なんと「あまちゃん効果」(?)で忙しい食堂をお手伝いしていて残念ながら会えませんでした。
田野畑村なら久慈市に近いし、「生じぇじぇじぇ」が聞けるかも?ということで児童館の先生方にインタビューしましたが

「ここでは言わないんですよ~」
とのこと^^

第20便のお届けはたのはた児童館で完了です。
あとは夏休みに突入~

田野畑村に行ったら必ず立ち寄る思惟大橋(しいおおはし)のたもとにある「道の駅たのはた」。
暑い日はもちろん、たのはた牛乳のソフトクリームをいただきます^^大人にお奨めはとうふの田楽。

道の駅たのはた

道の駅たのはた

この味噌は甘みが少なくておいしい!
お土産用「マキハラのみそだれ」はかなり辛口。
ラーメンにちょっと入れたり、これからの時期にはお鍋にも^^

道の駅たのはたに行ったらぜひ思惟大橋から下をのぞいてみてください。
足がすくむよ~

今回は時間がなくて海には行かれませんでしたが、田野畑の海も本当に美しいです。
さっぱ船にも乗れますよ。

田野畑村を後にして向かったのは、岩泉町の「龍泉洞」。
岩泉はご縁がなくていつも素通りのようにご報告してしまうのですが、私たち夫婦にとっては印象の強い町です。
震災の年の夏、初めて宮古より北に足を伸ばしたときの衝撃は今でも忘れられません。

「龍泉洞」も地元の方々お奨めのスポット。
児童館の先生方も「涼んできてね~」と送り出してくださいました。日本三大鍾乳洞のひとつとされる龍泉洞は、国の天然記念物に指定されています。
その水の透明度は世界でも有数だそう。

龍泉洞 長命の淵

龍泉洞 長命の淵

コースのあちこちに名所があり、それぞれにすてきな名まえがつけられています。
ライトアップされたところもあって見学もとても楽しい。
それにとっても涼しい^^

圧巻は水深98mの地底湖。
どこまでも透明なその水のいろに心が洗われるような気がしました。

龍泉洞の主

龍泉洞の主

龍泉洞にはこんな龍が住んでるんだよ~
長~~~い!

龍泉洞
大人(高校生以上)1,000円 小中学生500円 幼児は無料
龍泉新洞科学館観覧料込み、こちらもぜひ見てください。

帰りは「龍泉洞温泉ホテル」で1日の汗を流して山田町に向かいました。
フロントのお姉さんに聞いてみたら、あのあたりでは「じゃじゃじゃ(だったと思う・・・じょじょじょだったかな^^;)」と言うそうですよっっ!

夕食はいつも宿泊している「ビジネスインやまだ」のレストラン「浜処いっぷく」で。

浜処いっぷく いっぷく定食

浜処いっぷく いっぷく定食

浜処いっぷく いっぷく定食

浜処いっぷく いっぷく定食

大人は海の幸たっぷりの「いっぷく定食」。

浜処いっぷく 親子丼

浜処いっぷく 親子丼

こどもたちはゴージャスな鮭といくらの親子丼。

こんなおいしい食事ができるのも、漁師さんたちや町の方々のがんばりのおかげです。
山田町を満腹にいただいて、2日目が終わりました。

夏休みモードのご報告になってしまいましたが、少しでも三陸の美しさや楽しさやおいしさがお伝えできればいいなと思います。
みなさんが「いつか行ってみたい!」と思ってくださったら嬉しいです^^

ちなみに・・・
3日目は遠野でジンギスカンとかっぱ釣りを楽しみ、最終日の4日目は釜石の「鉄の歴史館」を見学して遠野の花火大会を観てから帰宅しました。
こちらもいずれ機会をみてご報告できればと思います。

支援活動をしていなかったら訪れることがなかっただろう地に、こうして家族で行くことができるのは、支え続けてくださるみなさんのおかげです。
これからもがんばりますので、心を寄せ続けていただければ幸いです。

 

 

3 thoughts on “第20便ご報告3

  1. 草子

    親子丼おいしそう~~~
    いつかは、私も自分の足で行ってみたいです♪
    夏休みなのに~レポートありがとうございます!
    励みになります(*^^*)

    返信
  2. miz

    親子丼おいしそう~!
    いっぷく定食はカキフライ?うに?ほたて!!よだれでるーーーーー^^
    豆腐の田楽もおいしそう。
    やっぱり旅は食!!ですよね♪(いつでも食!?)

    冬は何がおいしいんだろう~^^

    返信
  3. 群馬県たかはし

    おいしそうですねー!!
    行ってみたいなあ。

    10月の募集には間に合わなかったのですが、
    お人形の服をチクチクしてます。
    次の募集で送りたいと思いますので、よろしくお願いします。

    返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です