皆さまからのご支援により目標金額の170万円が集まり、3月の全国大会に出場できることになりました。
たくさんの方々のご協力に心から感謝いたします。
ありがとうございました!(2016年1月15日)
いつも「おばちゃんのきもち」の活動にご理解とご協力をいただきありがとうございます。
冬らしい気候になってきましたね。
東北の寒さはまた一層なのではないかと思います。
昨年の暮のある日1本の電話がかかってきました。
いつもお世話になっている遺児支援の前川先生でした。
クリスマス便2日目の夜にご夫妻と夕食をさせていただいたとき、遺児支援の今後や私たちにできることをいろいろお話ししました。
行政による遺児支援はあと数年で打ち切られる。
前川先生は民間としての継続を考えているとのことでした。
私たちの活動も前川先生に寄り添いたいと考えています。
そこで今後の支援をお約束すると同時に、一昨年のクリスマス便でクラウドファンディング(READYFOR!)を利用した資金集めをしたことをお話ししたんです。
民間で運営する際の助けになるんじゃないかと。
それを覚えていてくださった先生からの初めての「お願い」でした。
先生のご自宅があった鵜住居町は釜石市の中でも特に被害の大きな地区です。
私たちがいつも伺う鵜住居保育園のほか、鵜住居小学校、釜石東中学校、すべて津波で全壊となり移転しています。
鵜住居の被災地域の景色は行くたびに変化しますが、それは大規模な嵩上げのため。
ほとんどがまだまだ人が住める状態ではありません。
そんな中、釜石東中学校の野球部が岩手県代表として全国大会に出場が決まったと言うのです。
とても素敵なニュースでした。
近隣の方々にもたくさんの勇気や希望をもたらしたに違いありません。
ところが、全国大会への出場には多額の資金がかかります。
試算では170万円が必要ということで、大人たちは「こどもたちのために!」と奔走し80万円を集めることができたそうです。
でもある時点で、「もうこれ以上お願いできる人がいない!お願いして回れる場所がない!」という事態になってしまいました。
そんなとき私たちが行った資金集めを思い出してくださったんです。
全国大会は今年3月。
クラウドファンディングにかけている時間はなく、条件も合いません。
とてもとても悩みましたが、「とにかくやってみよう!」と資金集めをお引き受けすることにしました。
個人としては本当に力のない私です。
多くの人の力を借りなければなりません。
記事を書くのもどう募ったらいいかも、更に悩みに悩みました。
時間は刻々過ぎていきます。
「全国大会に行ける!」
と元気にがんばっているこどもたちに悲しい思いはさせられない。
文章は拙く、伝えたいことがきちんと伝えられていないかもしれません。
信頼していただけるかどうかもわからずとても不安です。
でも、90万円集めたいんです。
力を貸していただけませんか?
皆さまからのご支援により目標金額の170万円が集まり、3月の全国大会に出場できることになりました。
たくさんの方々のご協力に心から感謝いたします。
ありがとうございました!(2016年1月15日)
具体的には・・・
ハートフルバザールで「こどもたちからのお礼の品」をご購入いただくその他の方法で「こどもたちからのお礼の品」をご購入いただく
ことでご送金いただけます。
その他
ご自身のブログ、facebook、twitter、Lineなどで情報を広めていただくご自身の周りの方にもご協力いただく支援団体などにお声かけいただく
などの方法で広くお声かけしていただければと思います。
また、ハートフルバザールで通常のお買い物をしていただくことでも、商品価格の10~80%が応援になります。
おばちゃんのきもちプロジェクトがずっと続いてきたのは、たくさんの方々の力の結晶のおかげです。
私一人で始めたこの活動が毎年1,000人以上のこどもたちにクリスマスプレゼントを届け、その分だけ笑顔をいただいてきました。
声を上げ始めたばかりの頃、こんなに長く続くなんて考えてもいませんでした。
それにこんなに大きな力になるとは思ってもいませんでした。
なんでもできるんだと思います。
少しずつの力をたくさん集められれば。
がんばっているこどもたちのために、どうぞ力を貸してください。
よろしくお願いいたします。
記事中の被災写真は「走ろう、岩手(被災地へランニング用品支援を)」のランナーけいさまのご厚意により転載させていただいたものです。
けいさま、ありがとうございました。