いつも「おばちゃんのきもちプロジェクト」にご理解とご協力をいただきありがとうございます。
千葉のおっちゃんから、2017おめでとう便入園編のご報告です。
今回かなりの量が集まり、車に満載になりました。
順を追ってご報告します。
向かう途中、宮城県に入った頃から雪が吹雪いてきたので現地に着いたのがギリギリになってしまいました。
1日目
まず最初に釜石市『鵜住居保育園』。
入園祝いセットをお渡ししてきました。
写っている子供達は、入園祝いセットを受け取ってくれた園児たちです。
(写真はすべて入園児ではないのでご了承ください。)
毎回のご支援を感謝しています、みなさんにお伝えくださいと園長先生からお言葉を頂きました。
次に向かったのが山田町『船越保育園』。
入園祝いセットと手作りマスクをお渡ししてきました。
急に呼び出されて、バックを持たされて写真撮影。
でも、ちゃんとポーズを決めてくれました。
次に『大浦保育園』。
2月に入園してきた女の子に入園お祝いセットをお届けしました。
その子がこちら。
何の事だか判らず、キョトンとしています。可愛い子でした。
大浦保育園は山田町にある船越半島の中程に位置し、小さな漁村にある町営の保育園ですが、この3月いっぱいで閉園になってしまいました。
子供の減少の為です。
大浦は小さな地区なので、保育園で行われる夏祭りも地元の人たちにとっては大きな行事の一つでした。
先週、閉園式が執り行われたと聞きましたが、地元のみなさんも足を運んで来てくださり、歴代の園長先生も出席されました。
みなさんとても残念がっていたそうです。
そして、園長先生も定年で引退となります。
最後に一緒に写真を撮っていただきました。
初めてお会いした時は、(他の先生方も同じなのですが)みなさんやつれていて、支援品をお渡しすると心の隅っこに残っていた笑顔を振り絞って見せてくださっていました。
出会った頃とは全然違う表情を見て、改めて「お疲れ様でした」とお伝えしました。
園長先生が涙をこらえて見送ってくださり、おっちゃんは保育園の外に出た所で車の中で少しだけ泣いてしまいました。
「支援してくださった皆様方には本当に感謝しています。温かい気持ちをありがとうございました。」
大浦保育園
皆さんへお伝えてくださいと言われましたので、ここに書かせていただきます。
次が『織笠保育園』
こちらには、入園お祝いセットをお届けしました。
この地区もかなりひどい被害にあったのですが、現在はかさ上げがほとんど終わり、崖の上にあった保育園が崖の上ではなくなっています。
裏が山でしたが、現在は住宅地となっており、保育園の周りがガラリと変わりました。
ご飯を食べ終わって遊んでいた園児たちが召集され、写真を撮らせていただきました。
次が『山田第一保育所』。
入園お祝いセットをお届けしました。
子供たちがみんなお昼寝タイムに入ってしまった為、写真が撮れず、そーっとお渡ししてきました。
次は『山田第二保育所』。
入園お祝いセットと手作りマスクをお渡ししてきました。
こちらでも子供たちがお昼寝タイムの為、写真が撮れず。でも
園長先生にお願いしました。
今年も夏祭りのバザーのご相談をさせていただきました。
総会で決定されなければはっきりとしたことがいえない、と前置きがありましたがぜひお願いしたいとのことでした。
次に『大沢保育園』。
入園お祝いセットと手作りマスクをお渡ししました。
こちらも子供たちがお昼寝中。なので、
園長先生の出番です。
入園お祝いセットをお渡ししたのですが、来年度の入園予定者が0名。
大沢保育園がある大沢地区には、まだあまり新しい住居が建っておらず人が戻ってきていないらしいです。
ただこれから入園してくる子供がいるかもしれませんので、お渡ししてきました。
入園児を増やす為に、ポスターを作って貼ったりと先生方も忙しい毎日のようです。
次は『わかば幼稚園』
入園お祝いセットはお渡し済みでしたので手作りマスクをお届けしました。
わかば幼稚園の近くで車を止めて休んでいると、車の屋根が
「ぼこ、ぼこっ、トントントン」
とうるさくて、なんだろう?と外に出てみると、クルミを咥えたカラスが2羽、車の屋根にクルミを勢い良く落として割ろうとしていました。
カラスって頭がいいのか悪いのか。
怒りよりも笑みが出て次に向かいました
1日目最後は、田野畑村へ。
たのはた児童館では、入園お祝いセットと手作りマスクをお渡ししてきました。
先生の息子さんが一人残っていたので協力してもらいました。
たのはた放課後児童クラブでは、バックを男の子20、女の子25をお渡ししてきました。
こちらの児童クラブは4月8日から新しい場所に移動するそうで、準備に追われていました。
1日目はここで終わりです。
田野畑村のホテル羅賀荘にて
2日目
まず宮古市『津軽石保育園』。
入園お祝いセットと手作りマスクをお渡ししました。
入園児が増えたので、その分を足して多めにお渡ししました。
津軽石保育園の横には津軽石小学校があり、震災後一番最初に訪れたのがここでした。
まだ保育園はなく、目の前の津軽石駅あたりには脱線した電車が残されていました。
津軽石小学校の体育館には避難してきた人がたくさんいて、校庭には自衛隊がテントを張りお風呂を提供したり、炊き出しをしていました。
今は、だいぶ綺麗になり山田線を復活させる為、駅舎や線路を工事していて、子供たちも増えてきている状況です。
次は『赤前保育園』。
入園お祝いセットと手作りマスクをお渡ししてきました。
あと、赤前を含めた3学童クラブにバック、お絵描き帳、文房具などもお渡ししてきました。
園長先生が、
いつもありがとうございます。園の子供たちがとても喜んでいます。
また、学童クラブへの支援品がとても助かっています。みなさんによろしくお伝えください。
と言ってくださいました。
次は釜石市で遺児支援を続けてくださっている『前川先生』。
仕事中の為、ご自宅の方に支援品を置いてきました。
(くれよん、おりがみ、お絵描き帳、袋物など)
最後に陸前高田市の『あいちゃん』。
あいちゃんに手作りマスク、小巾着などをお渡ししてきました。
以上です。
今回も、車が満載になるほどの支援品をありがとうございました。
全ての場所で、とても喜んでいただきました。
先生方の喜びの声をもっと上手にみなさんに伝えたいのですが、下手くそな文章ですいません。
お誕生日支援、夏まつりなどのご要望もいろいろ伺ってきました。
またこれからも温かいご支援をよろしくお願いします。