いつも「おばちゃんのきもち」の活動にご理解とご協力をいただきありがとうございます。

今年最後の記事はやっぱりみなさんへのおくりものを。

 

その前にご報告を少し。

先日緊急にお願いした陸前高田への防寒用品は、12月23日に無事発送しました。
年の瀬のお忙しい時期に、短い期間だったにも関わらずたくさんのおきもちをお預かりすることができました。

内訳は・・・

• ニット帽　52個
• マフラー、ストールなど　15枚
• シャツ、肌着など　28枚
• ネックウォーマー　20個
• レッグウォーマー、靴下など　33個
• 手袋など　4個

で、大きなダンボール2箱になりました。

ご協力くださったみなさんに心から感謝いたします。
ありがとうございました！

あいちゃん便は年明け1月（最終週）にも募集期間を設ける予定です。
引き続きの応援、ブログのチェックをお願いしますね^^

 

クリスマス便2日目の夜、宮古市のSenaさんと会食する機会がもてました。
彼とはtwitterを通じて知り合い、2年前のクリスマス便以来の再会となりました。

Senaさんご自身のご自宅が被災され大変なご苦労をしている中、「いわて三陸　復興のかけ橋　プロジェクト」の沿岸北部担当マネージャーをされています。
現在は県の委託を受けて、助け合いジャパンの活動に携わっていると聞きました。
彼の前向きな姿勢や明るさは「人間って強いな」と思わせてくれます。

Senaさん、時間をつくってくれてありがとう！

 

 

今日、思いがけないメールが1通届きました。
田野畑村ののんちゃんからです。

クリスマス便から帰宅した後、

「着物の支援をしてくれるところがないか」

と相談を受けました。

婦人部のみなさんがおまつりなどで披露していた踊りの衣装が震災ですべて流され、それ以後は借り物の着物をつどかき集めておまつりに参加していたそうです。
揃いでなくてもいいし、踊り用じゃなくてもいい。
30名分の着物が欲しい。

その問い合わせをいくつかの団体にしてみました。
その中で、快く聞いてくださったのが「NPO法人きものを着る習慣をつくる協議会 岩手事務局　きもの支援センター」の石森治さんです。
何度かのやり取りのあと、婦人部の代表の方に「詳しいことは支援センターと直接話してください。」とバトンを渡しそれきりになっていました。

その報告が今日届いたんです^^
支援センターの方が、今日全員の着物を届けてくださったと。

このすてきなクリスマスプレゼントに、私が嬉しくなっちゃいました。
だからみなさんにもおすそわけ^^

 

そして、クリスマス便お届けの最中にいただいた嬉しいtweet。

今年も子供達にクリスマスプレゼントを、ありがとうございました。
保育園のお迎えに行くと、サンタさんが来たの。とニコニコの子供達でした。
今年も子供の笑顔のプレゼントを親ももらいました。ありがとう。

（山田町　保育園児のお母さま　on twitter）

 

田野畑村の仮設住宅の小中学生は、自分たちまでプレゼントをもらえるとは思っていませんでした。
とりまとめてくれているのんちゃんに

「サンタさんありがとうございました」

と伝えてくれたそうです。

 

クリスマス便お届けの1日目のお昼頃、私たちは山田町役場に川端先生（元織笠保育園園長）を訪ねました。
毎年クリスマス便のときには寄らせていただいているのですが、今回はじめて「サンタクロースのおっちゃん」として訪問したのです。

思いがけず大歓迎されて、職員の方々にキャンディリースをプレゼントしたり、一緒に写真を撮ったり^^
いつもは目をしばしばさせて書類仕事に専念しているみなさんですが、束の間笑顔があふれた時間でした。

私たちが辞して車に戻ろうとしたとき、ひとりの男性職員の方が追いかけてきてすてきなプレゼントをくださいました。

ホタテの貝殻をきれにして、サンタさんをペインティングしてあります。
窓口を訪れるちいさなお子さんのために、いつもいくつも用意してあるのでしょう。
その裏に私たちへのメッセージを書いてくださっていました。

千葉県のサンタ様へ
プレゼントを届けてくれてありがとう
岩手県山田（サンタ）の地より
H25.12.5

とても温かいきもちになりました。

 

お礼の言葉が欲しくてやっているんじゃないけれど、喜びの声や笑顔は私たちの力になり、そしてまた次の応援へと続けていく勇気となります。
すなおに言います。
「ありがとう」
の言葉が本当にうれしかった。

だからやっぱりみなさんにもおすそわけを^^

 

今年1年も本当にお世話になりました。
たくさんの応援をありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えくださいね。
来年も心を合わせて一緒に歩めますように！