いつも「おばちゃんのきもちプロジェクト」にご理解とご協力をいただきありがとうございます。
先日の台風15号による停電の際にはたくさんの方々からご心配やご支援をいただきましてありがとうございました。
とても有難く、ご厚意を頂戴いたしました。
お陰さまで停電発生から2週間ほどで日常生活に戻ることができましたが、これから上陸すると思われる台風19号を前に前回の経験を踏まえて我が家で心掛けたことを記しておこうと思います。
今回の台風は前回の規模をはるかに上回ると予想されているため、広範囲に影響が出そうだと聞きます。
今さらで備えるのが難しいものもあるかと思いますが、進路にあたる方々のお役に立てばと必要なものをまとめてみました。
本当に経験したことのない風が吹きます。
我が家では庭の物置が風で倒れ大破し、 隣家との境のフェンスを倒してしまって修繕が必要になりました。 (幸いお隣の保険で修繕できましたが・・・)
また、ステンレスの骨組みとガラスでできた温室が基礎から外れてまるごと飛ばされました。
自分の家に被害がないことも大切ですが、近隣にも迷惑が及ばないように考慮できればなお良いと思います。
風で飛ばされそうなものは必ず何かしら対策してください。
物干し台は倒しておく、植木鉢、プランターなどや軽いものは台風が去るまでは家の中や玄関に退避させておくなども考えてみてください。
雨戸はロックできるものなら確実にロックしてください。
それでも隙間から吹き込む風で窓ガラスがしなり、いつ割れるのか?と思ったほどでした。
当然のことながら、風が強い地域ではガラス窓の近くで休むことは避けた方が良いと思います。
停電が解消され、近くのスーパーが開店したあとも水は品切れが続き、物流センターも停電したせいで一部の品目はしばらく入荷されませんでした。
断水解消後はレトルト食品は特に人気で品薄の状態が続いていました。
コンビニにはすぐに食べられるものがある、というイメージですがあっという間に何もなくなりました。
備えられるものはできるだけ「買いに行けばいい」と思わずに備えておくと良いと思います。
ガソリンスタンドも停電したり、流通も止まりましたので、あらかじめ満タンにしておくと良いかもしれません。
twitterでは自治体の災害情報、支援情報などが刻々と流れます。
お住まいの自治体の防災情報、消防、警察の公式などをフォローしておくと良いと思います。
私の住む市では防災無線が流れるもののまったく聞き取れなかったのですが、メールサービスやtwitterで同様の情報を得られることを知り、活用しました。
取り急ぎ思いつくものを挙げてみました。
大きな災害にならないことに越したことはありませんが、絶対に侮らず最大限の備えをしてください。
必要なら避難所の活用も早めに検討してください。
9日目に停電が解消する際に、私たちの地域の通電作業をしてくださったのは奈良県の業者さんでした。
自衛隊さんが木を伐り、業者さんが修復工事をし、警備の方が交通誘導をしてくださっていました。
その他たくさんの方々が私たちのために暑い暑い中作業してくださったのだと思います。
感謝の言葉を叫ぶときには涙が止まりませんでした。
その夜遅く、遠くの街灯が灯り始めて、我が家にも無事電気が通りました。
東日本大震災で被災された方々には遠く及ばない経験でしたが、自分が経験したことでさらに応援しなければならないと強く思うようになりました。
私たちが経験したのは風による被害でしたので、主に風に対する備えになります。
雨が強くなる地域もあると思いますが、上記したことが少しでもみなさんのお役に立てますように。
無事に台風をやり過ごせますように。
必ずご自身とご家族を守ってくださいね。
書いたひと:Rocco 2019年10月10日 17:05 | Comment (0)
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