第16便「クリスマス便」ご報告5

いつも「おばちゃんのきもち」の活動にご理解とご協力をいただきありがとうございます。

早速第16便「クリスマス便」のお届け道中のご報告3回目をお送りします^^

1日目は寝ずのお届けでしたが、2日目は「ビジネスインやまだ」でしっかり休養をとっての開始となりました。
朝起きるとホテルの駐車場はうっすら雪化粧。

ビジネスインやまだ 2日目朝

ビジネスインやまだ 2日目朝

最初に向かったのは、昨日に続き宮古市赤前保育園。
中途入園児の分がリクエストに入っていなかったので不足があったためです。
そして、母体の法人が運営する
・花輪学童の家
・津軽石学童の家
・赤前学童の家
のこどもたちにもクリスマスプレゼントをお届けしたかったので^^

私たちの第一便の文具バッグをお届けしたのが津軽石小学校、そして第二便では赤前小学校に伺いましたね。
保育園などの応援に絞ってから「あの小学校のこどもたちはどうしてるかな?」と、気がかりの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
赤前保育園を通じて学童のこどもたちにも文具などの支援をさせていただくことでつながり続けていますので、ほんの少しですが安心してくださいね。

来年も引き続き応援させていただくことをお約束して、再び山田に戻ります。

 

次に伺ったのは、通常なら土曜日はお休みですが、翌日にお楽しみ会を控えて練習大詰めの山田町わかば幼稚園です。

クリスマス便 山田町わかば幼稚園

クリスマス便 山田町わかば幼稚園

山田町の中でも海からはかなり奥まった場所にある園児数18名の小さな幼稚園です。
サンタさんの訪問にびっくり!のこどもたちがかわいかった~
ひとりひとりにプレゼントを渡し、12月がお誕生日の2名の男の子(もうひとり女の子がいますがこの日は欠席でした。)は、サンタさんと2ショットで記念撮影も^^

昨年応援することができなかったわかば幼稚園には、SNSメンバーで準備した冬服バッグもお届けしました。
これには先生方が大喜びで、明日の発表会のご褒美にします!とおっしゃってくださいました。

 

わかば幼稚園を後にして向かったのは山田町船越保育園。
こちらはまさに発表会当日でしたので、終わる頃に登場!の予定で^^

予定より早めに園に着くと、こちらも予定よりかなり早く発表会が終わって園児が教室に戻っていたので、そこでひとりひとりにプレゼントを手渡ししました。
発表会では園児のお父さんによるサンタさんが登場したのですが、こどもたちには
「あー!○○ちゃんのお父さんだー!」
とすぐにわかってしまって。
それが外部の(???)サンタさんが来たものだから、びっくり!
「ほんもの!」
と叫ぶ子もいて本当にかわいかったです^^

 

船越保育園に別れを告げて大槌町堤乳幼児保育園に向かいます。
こちらには「ごっこ便」の手作り人形3セットをお届け。
ちょうどお母さんがお迎えに来たので玄関にいたちいさな女の子が早速だっこしてくれました^^

 

そして再度山田町に戻り、中央保育園にも「ごっこ便」をお届けしました。
こちらも発表会当日で、園児はみな帰宅した後でしたが、先生にお人形4セットをお渡しすることができました。

 

その後、園児が帰宅して明日の支度が整ったわかば幼稚園を再訪しました。
3人いらっしゃる先生のうちおふたりまでが被災されています。
今後の支援についてだけでなく、先生方のつらい体験などもお話しくださいました。
あの日から1年9カ月が経とうという時でも、まだまだ癒えない傷を抱えていらっしゃいます。
そんな状況にあってのこどもたちに注いでくださる愛情には心から感謝します。

 

わかば幼稚園に別れを告げ、大沢保育園に向かいます。
大沢保育園の川端園長先生は、私たちの活動の方向を決めるご縁となった方で、私個人には特別の思いがあります。
まして現在は園舎立て直しのため「ふるさとセンター」に間借りの状態。
昨日もプレゼントのお届けに伺っていましたが、やっぱりゆっくりお話ししたい!と時間をつくっていただいたのです。

新園舎の建設はと言えば、遠目に見てもわかるほど遅々として進んでいませんでした。
建築資材の不足、人員の不足は被災地では慢性的な状態です。
前回お伝えした遺跡の出土同様、復旧・復興への道を妨げるさまざまな原因のうちのひとつとなっています。

川端先生は
「来年の卒園生が少しの期間でも新しい園舎で過ごせるように。そしてそこで卒園式をしてあげたい。」
と語ってくださいました。

山田町大沢保育園 新園舎完成予想図

山田町大沢保育園 新園舎完成予想図

明るく楽しい雰囲気にしたいと、白い壁を選んだという新園舎の完成予想図。
この園舎からこどもたちの元気な声が聞こえる日が待ち遠しくてなりません。

 

大沢保育園の先生方に来年も応援させていただくお約束をして、山田高校方面の仮設住宅に向かいました。
織笠保育園避難所でお世話になった西村ファミリーを訪問します。

あの頃まだこどもらしく人懐っこかったお兄ちゃんは、すっかりシャイになってました^^
そしてパパに救われた宝物そうちゃんも、おばあちゃんの横で深々と頭を下げて「ありがとうございます。」なんて言えちゃうほど成長していましたよ。
お姉ちゃんとママはお留守だったので会えませんでしたが、3人のこどもたちにクリスマスプレゼントをお届けしてきました。

 

これで2日目のお届けを完了しました。
この時点で16時半。
ゆとりがあったら山田町を見て回ろうと思っていましたが、甘かった!
実はこのあと織笠保育園前園長の川端京子先生とホテルでお食事をする約束になっていたので、急いでホテルに帰りました。

京子先生は相変わらずお元気でしたが、(今は役場でデスクワークなので)現場に戻りたい!とおっしゃってました^^
支援について、町の今後などなどいろいろにお話しくださって、来年も物質重視ではないこころのこもった継続的な支援をお約束しましたよ。

 

おまけ
京子先生おすすめ「ビジネスインやまだ」のテンション上がりまくり定食♪

浜処いっぷく いっぷく定食

浜処いっぷく いっぷく定食

ひゃっほ~う♪

お盆とかご合わせて一人前ですよ~
カキ、ホタテ、ウニ、白子などなど海の幸たっぷり!

ではでは3日目のご報告はまた後日に!

 

 

2 thoughts on “第16便「クリスマス便」ご報告5

  1. Momi

    お届けありがとうございました!
    今回はトンネル事故や地震や心配なことがたくさんありましたが
    (地震の際はTwitterでご無事は確認させていただいておりました)
    こうやって現地の方たちとのきずなを深めて行ってくださっていること、感謝感謝です。やっぱりRoccoさんに見習うことたくさん!これからもよろしくお願いします。

    返信
  2. Rocco 投稿作成者

    > Momiさま

    お世話になります。
    こちらこそありがとうございました!
    みなさんの応援あって今年も1年がんばれました。
    来年もどうぞよろしくお願いしますね^^

    返信

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