いつも「おばちゃんのきもち」の活動にご理解とご協力をいただきありがとうございます。
第17便「おめでとう便 二日目」のご報告をさせて頂きます。
二日目、まず向かったのは、山田町大浦保育園。
新入園児、卒園児プレゼント、お誕生日プレゼントをお渡しして来ました。
園長先生は外出中で会う事は出来ませんでしたが、皆さん元気な顔を見る事が出来ました。
次に船越保育園。
新入園児、卒園児プレゼント、お誕生日プレゼントをお渡しして来ました。
着いた時には子供達が消防車に群がり、一生懸命消防士の方々のお話を聞いていました。
先生とのお話の中で、船越小学校の事がありました。
津波で流されなくなり、子供達はまだ仮設の小学校に行っています。
海の方に目をやると田ノ浦地区に建設中の小学校があり、大震災以降に新しくできる小学校としては全国の中で初めてで、いろいろ災害に強い設計がされていて、もうすぐ子供達も通えるようになるとのことです。
瓦礫もだいぶ片付き、新しい建物も少しずつ出来て来ているようです。
織笠保育園では子供達が外で楽しそうに遊んでいました。
新入園児、卒園児プレゼント、お誕生日プレゼントをお渡しして来ました。
こちらも海沿いの高台にありますが、下にあった住宅はすべてなくなった景色は昨年末と変わりありませんでした。
地盤沈下がひどく、車や人が通る所だけ砂利でかさ上げしてあります。
満ち潮になるとその周りは海水が浸水してしまう場所です。
その後第一保育所によりました。
新入園児、卒園児プレゼント、お誕生日プレゼントをお渡しして来ました。
ここは子供の数も多く、ちょうどお昼ご飯の時間でした。お忙しい時間でしたので先生に荷物をお渡しして次に向かいます。
第二保育所に着くと、ここでも子供達が楽しそうにお食事してました。
築60年の園舎は今回の地震には堪える事が出来たのですが、やはり老朽化が進んでいるので園長先生は建替えを町にお願いしていましたが、今回は保留になってしまいました。
町の財政もやはり大変なようです。そんな中、くよくよしてもしょうがない!!と先生は明るく笑顔でお話ししてくれました。
新入園児、卒園児プレゼント、お誕生日プレゼントをお渡しして来ました。
次ぎに行った山田幼稚園は建替え中で、廃園になったさくら幼稚園を使用しています。
園の駐車場に車を止めると、園の中から「こえだのおじちゃんだぁーー」と大きな声が聞こえて来ました。
職員室に顔を出すと、ホールに案内され子供達からお歌を聴かせて頂き、感謝の気持ちですとパネルを頂きました。
おっちゃん涙こらえるのやっとでした。
先生方からは、ちょっと早いですが・・・と、みなさんで山田町で見つけた物をかごに詰めたホワイトデープレゼントを頂きました。
本当にありがとうございます。
支援して頂いてる皆さんにも感謝の気持ちを伝えてくださいと言われました。
今年小学校に入学する年長さんの子供達は、震災の時に一番小さいクラスの子供達で、先生方も一番気にかけていてお別れもとても辛いとつぶやいていました。
新入園児、卒園児プレゼント、お誕生日プレゼントをお渡しして来ました。
そして、山田町最後に大沢保育園に向かいました。
新しい園舎に建替え中ですが、やっと形が出来上がって来ていました。
その後3月21日には落成式を無事挙行できたとご報告をいただきました。
台湾やドイツの支援団体の方もきて盛大に執り行われたようです。
卒園する子供達も、新しい園舎で卒園式が出来る事になり、先生方も安堵していました。
新しい園舎になって、何か必要な物はないですか?と聞くと、ウォールポケットが欲しいと聞いて来ました。
これはまた後日、お願いをさせて頂きます。
新入園児、卒園児プレゼント、お誕生日プレゼントもお渡しして来ました。
山田町でのお届けをすべて終え、最後は陸前高田の仮設にすむ「あいちゃん」のもとへ向かいました。
陸前高田は景色は変わらずですが、工事車両がとても多く走っていて砂埃がすごい状態でした。
渋滞もすごいと言ってました。
しかし、少しずつですが復興へと向かい始めているようです。
アームカバー等をお渡しして、帰途につきました。
以上で、第17便のお届けをすべて完了しました。
ご支援、ご協力くださったみなさまに心から感謝いたします。
これからもよろしくお願いいたします。
千葉のおっちゃん.
ROCCO様
明日の12-14時の予定で
保育園セット・レッスンバッグ等
送らせて頂きました。
よろしくお願いします。
おっちゃん様
お届け本当にお疲れ様でした。^ー^
Roccoさん、おっちゃん、第17便のお届け報告ありがとうございました。
「こえだのおじちゃんだぁーー」って、子供たちの元気な声が聞こえて
来るようです(^^)
今月はテレビでも、いろいろと震災関連の番組をやっていましたが
その中で「復旧はしたものの『復興』は、まだまだこれから・・・」と
いうコメントがありました。
本当に、その通りですよねぇ・・・。
これからも『おばきも』を通して、少しでも、その復興のお手伝いが
出来たらなと思っていますので、皆さん、よろしくお願いします~